TOUR REPORT
ツアーNo.13
八王子市

秋を先取り、高尾山の歴史と自然

10月23日(火)9:30~15:00

今回は、10月23日(火)に実施された、「秋を先取り、高尾山の歴史と自然(主催:八王子観光コンベンション協会)」に参加した様子を報告します。

日本一の急勾配のケーブルカーに乗り、高尾山駅に9:30に集合し受付。4つの班毎に色違いのストラップの名札を配布されました。その後は、各班のガイドさんの指示により、準備体操を行い、ツアー開始。サル園の前の道を通り、1つ目の説明ポイント・タコ杉です。大きな杉の根が、タコの足のように露出して見えていることで有名です。

 

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その後、3号路の自然道に入ります。暖帯林と温帯林の境界を通っているので、両方の植生を見学できます。ガイドさんから高尾に生育する植物の説明を受けながら、歩きます。自然道は細く反対方向からくる方もいるので、縦長の隊列になりますが、ガイドしていただける方の他、2名のサポーターさんが交通整理に注意を払われていたので、特に不都合はありませんでした。高尾山には自生する植物が多く、その数なんと1,600種を超えるそうです。私には、初めて聞く植物が多かったのですが、シロダモ(種子がろうそくの原料)、マタタビ(薬用酒にも利用)、ツガ(準絶滅危惧種)、シロヨメナ(秋に白い花を咲かせる)などなど。途中、今年9月30日に関東地方を縦断した台風24号(高尾山では風速45m!)により多くの木が倒れ、この日の3号路にも跨いで越えるような太い倒木がまだ3カ所残っていました。

 

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11:30ごろに、高尾山頂上(標高599m)に到着。遠足シーズンのため、頂上の休憩広場は園児や小学生で大混雑。また、天気は曇りでしたので富士山をはじめ山頂からの眺めは。。。ちょっと残念でした。。。

代わりに、サポーターの方から、数年前に頂上から撮られた「ダイヤモンド富士」の写真をご紹介いただきました[冬至前後2日間くらいに、運(天候)がよければ、シャッターチャンスありとのことです]。

 

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午後は、12:10に出発。江川杉などの説明を受けながら、薬王院[本尊:薬師如来、真言宗智山派の名刹(関東では「川崎大師平間寺」「成田山新勝寺」「高尾山薬王院」)]へ向かいます。戦国時代、北条・武田不仲のためここに富士山の溶岩を石垣にした浅間社を建立した話や、六根清浄の灯篭、本堂の権現造り、周囲の板塀を飾る中国の故事に基づく彫刻など、解説いただきました。

 

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薬王院はお寺なのに本堂の前に鳥居があったりして、神仏習合の名残を感じさせます。また、高尾山といえば、天狗信仰や修験道根本道場としても有名ですが、それらの話を聞きながら参道を下ります。途中、2年前のブラタモリで紹介された「小仏層」(縦に走る地層が露出している場所)や男坂にある歌碑の説明を受けながら、ケーブルカー高尾山駅まで戻りました。ケーブルカーを横目に見ながら、表参道(1号路)を清滝駅前まで下りました。

 

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いよいよ、今日のツアーの最終地「高尾599ミュージアム」へ向かいます。

ここには、高尾山でみられる動植物の写真や模型展示室、カフェなどがあり、ハイキングツアー終了後の復習(笑)に最適です。

 

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ツアー参加者は、ここでアンケート提出後、自由解散です。約6時間の行程、総歩数15,000歩ほどでしたが、全員予定通りに下山され、ツアー無事終了となりました。

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